ボーカルに精神疾患が多い!!その代表的な表現者たちとは!?

【ボーカルに精神疾患が多い!!その代表的な表現者たちとは!?】

クリエイティブな人たちは華やかで憧れの的になる存在ですよね?

しかし、それとは裏腹に精神的な苦痛と向き合う人たちが非常に多いんです。

今回は、音楽の中でも精神疾患を経験したボーカル(シンガー)に

焦点を当てていきたいと思います!!

 

==精神疾患と戦ってきた有名ボーカルとは?==

 

○「KinKi Kids 堂本剛

けっこう有名で知っている人も多いと思いますが、「過換気症候群パニック障害」を

患っていた堂本剛さんです。そもそも、堂本剛さんは、「人前で表現する仕事をする」

ことを望んでいませんでした。しかし、

お客さんの期待に答えようという立場である思い、

それに答えていく日々でしたが、

「アイドルとしての嘘の自分と本当の自分とのギャップに苦しんでいた」、

とコメントしています。

キンキキッズとして、人気が爆発していましたが、堂本剛さんは

「死にたい」といつも思っていましたが、行動に移す根性さえもなく、

時折、空を眺めては、涙し、

「真実の自分で生きたいのに、それができない」ことに、

苦しんでいました。それでも、自分の生きがいとなったのは

音楽だったと言っています。

 

 

○「Gackt

 

こちらも有名な話で、

さいころに「普通の人間と霊の区別がつかない」ほどの霊感があったそうなんです。この霊感が強くなった原因が幼少期に海でおぼれた時だと話しています。

それから、家族からは、精神病だと、疑がわれるようになっていきました。

そして、小児病棟である、鉄格子のついた隔離病棟へと入ることになります。

 

 

○「鬼龍院翔(きりゅういんしょう)ゴールデンボンバー

鬼龍院翔さんは幼少期から強迫性障害と戦っていました。

とにかく、不安と恐怖の毎日で苦しんでおり、ちょっと何かが起きても

恐怖を感じてしまうようです。あの有名になった鬼龍院翔さん「女々しくて」の

姿からは想像できないですね。

 

 

○「玉置浩二

 

玉置浩二さんは統合失調症です。また、躁鬱病(双極性障害)でもあり、

安全地帯やソロ活動の裏では、このような精神疾患との戦いがありました。

精神病院にも入院していたこともあり、かなりの重度な病を患っていました。

私も統合失調症躁鬱病など、沢山の精神疾患を一気に患いましたが、

玉木浩二さんの気持ちがよく分かります。

 

深瀬慧(ふかせ・さとし)さん:SEKAI NO OWARI

 

深瀬さんは高校1年のときには、退学しています。

ほとんど高校生活は送っておらず、その後に、

アメリカンスクールに通い、2年間のアメリカ留学予定だった計画は、

アメリカの生活習慣(文化)に馴染めない」ことを理由で、

わずか2習慣で帰国する形となり、その後は「パニック障害」という

精神疾患を患うことになりました。その流れで、

深瀬さんは、精神病棟に入り、

そこで「自分の人生は終わった」と思った瞬間に、

「これが始まりなんだ」と思えたといいます。

要は、「今の自分は確かに終わったけれど新しい自分に生まれ変わった」という

意味から、「SEKAI NO OWARI」というバンドへの始まりとなっていきました。

 

 

==ボーカルに精神疾患が多い訳は?==

ボーカルに精神疾患が多い理由はさまざまです。

 そもそも音楽だけではなく、クリエイティブな職業の方々の親族には、

統合失調症双極性障害、食欲不振、

自閉症などの精神疾患を持っている事実があります。(全てではない)

ですので、遺伝的な要素がまず、考えられます。

また、「創造性」と「精神疾患」には

何らかのつながりがあることも分かっています。ちなみに、

アインシュタイン(物理学者)の息子やジョイス(小説家)の娘は

統合失調症でした。これらの結果を見ると、クリエイティブな性質を持つ人、

また、実際の芸術家の方たちは、全てではありませんが、

気分障害の割合が多いとされています。

統合失調症などの精神疾患の方やクリエイティブな発想をす方は、

一瞬で多くの情報を脳に取り込みますが、

その情報量が多すぎて、脳が処理できない状況を作りだし、

結果的に、脳が元気がない状態になります。

つまり、「脳のパンク状態」といえるのです。

 

【まとめ】

 

クリエイティブな発想はエネルギーを使う分、精神に支障をきたす可能性も

あると私は考えています。しかし、そのエネルギーが人のためになるのであれば、

そのリスクは「ハピネス」に変わると確信しています。